アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツ、ピスタチオ。。。ナッツにもいろいろあります。
どれも同じように思ってましたが、ナッツ界にもスターがいるようです(^∇^)
それが『クルミ』です。
医学博士のアンチエイジングの専門家、慶應義塾大学医学部:井上浩義教授は51歳ですが、お肌が透明感があって血色が良くて、つるつるなんです。
肌年齢を測てみると38歳!なんとマイナス13歳!
なんでも教授の研究対象でもあるクルミでを、毎日おやつ代わりに8年間食べ続けていたら肌トラブルがなくなり、体重も自然と落ち、-6kgでキープされているのだとか。
教授曰く
「クルミには、血液の流れをよくしたり、肌荒れの改善、老化予防、ダイエット効果など、全身を美しくさせる栄養素が詰まっています。」とのこと。
でもクルミって、そんなに毎日食べていると、太ったり、鼻血が出たりニキビが出来そうな気が。。。
っていうイメージも拭えませんよね。。。
でもこれ間違った認識だったようです。
クルミには秘められた驚きのパワー
クルミの何がそんなにすごいのか?
クルミの68~70%が脂肪でできています。
これだけを聞くと、大丈夫なの?と思ってしまいますが、クルミの脂肪は良質な脂肪で、積極的に摂りたい美と健康に効果的な脂肪なのです。
良質な脂肪とは『オメガ3』の不飽和脂肪酸のことで、身体に健康をもたらす脂肪酸のことなのです。
青魚に含まれているあの「DHA」や「EPA」も同じくオメガ3の一種で、クルミに含まれているオメガ3は『αーリノレン酸』だそうです。
このαーリノレン酸は必須脂肪酸なんですが、体内では合成されないので、外部から摂取する必要がある大切な栄養分なのです。
クルミにはこのαーリノレン酸が、他のナッツ類に比べて含有量がダントツにふくまれているんです。
αーリノレン酸は細胞を作る材料の一つなので、摂取すると細胞が強くてしなやかになるだそうです。
なので細胞は若返り、これがお肌にも反映されて、美肌効果になるんです♪
そんなαーリノレン酸のオメガ3ととても相性が良いのが『オメガ6』。
二つを組み合わせることでより美と健康に効果を発揮してくれるのだそうです。
オメガ6はごま油ななどに含まれる不飽和脂肪酸のこと。
クルミにも含まれています。
クルミのすごいところは、オメガ3とオメガ6の含まれている割合にあります。
オメガ3とオメガ6は1:4の割合で摂取すると一番身体に良いということが研究の結果分かっているのですが、クルミにはこの1:4の割合でちょうどオメガ3とオメガ6が含まれいるのだそうです。
ピッタリとサプリのように配合されたかのように含まれているなんてなんだか不思議です。
これがナッツ界のスターと言われる所以なのでしょうか?(≧▽≦)
クルミの効率の良い摂り方
いくら身体に良いからと言っても脂肪なので摂りすぎはNG!ベストな量は1日25g!
片手に乗るくらいの量がちょうど良いのだそうです。
これぐらいの量でも満腹感は出てくるので、完食には程よい量で、小腹が空いたら食べるようにしているとダイエット効果もあるという結果もあるのだそうです。
クルミ25gでカロリーは168kcal。これはご飯1膳弱くらいのカロリーです。
完食に当てるには程よいカロリーで、おにぎり1個食べるよりもカロリー減らせれます。
クルミパワーのまとめ
- 血行促進・肌荒れの改善・老化予防・ダイエット効果と嬉しい美容効果だらけ!
- クルミにはオメガ3とオメガ6が、ベストな1:4の割合で含まれている!
- 1日のベストな摂取量は1日25g、片手に乗るくらいの量。
常備しておきたいクルミだれの作り方
万能クルミだれは作っておけば2ヶ月は冷蔵で保存できるので便利!
《絶品!クルミだれ レシピ》
●材料●
- クルミ 200g
- 砂糖 大8
- みりん 180cc
- みそ 160g
- ハチミツ 大8
●作り方●
- クルミは表面に少し焦げ目が付くくらい3、4分中火で炒り、その後ザルに入れ、混ぜることで皮をふるい落とす。
- クルミをすり鉢で少し形が残る程度に潰す。
- (2)の中に砂糖を加えさっくり混ぜたら、みりん、みそを加え混る、最後にハチミツを加え混ぜたら完成。
※冷蔵庫で2~3か月の保存可
※クルミダレは本当に何にでも使える万能ダレ。活用例のレシピはこちら↓
《野菜のクルミ和え レシピ》
●材料●
- クルミだれ 適量
- 好みの野菜 適量
※今回は大根、ニンジン、インゲンマメを使用
●作り方●
- お好みの野菜を茹で、短冊切りにする。
- (1)の野菜にクルミだれを和えたら完成。
《小魚のクルミ和え レシピ》
●材料●
- クルミだれ 適量
- 煮干し 適量
●作り方●
- 煮干しは乾煎りして、香ばしさを出す。
- (1)にクルミだれを和えたら完成。
《クルミ餅 レシピ》
●材料●
- クルミだれ 適量
- ジャガイモ 大2個
- 片栗粉 150g
●作り方●
- ジャガイモは柔らかめに茹で、皮を剥いたら潰す。
- (1)に片栗粉を加えて、よく練る。
- 食べやすい形に整えたら、少し多めの油で両面を揚げ焼きして、最後にクルミだれをかけて完成。
《注意すべきこと》
※食物アレルギーには、くるみを摂取することで人体にアレルギー症状が現れる、”くるみアレルギー”というものがありますので体調に異変を感じたら速やかに専門家の診断を受けることを勧めます。