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見た目年齢を決める大きな原因になるシワ!
年齢と共に増えていくように感じますが、シワを作る原因のほとんどは、老化ではないんです。
なので40代の人が50代の人よりもシワが多いってことはあり得る話なんだそうですよ!
では、どうしてシワはできてしまうのでしょう?
(ここでは、今朝あさイチで紹介された内容をまとめています!)
皮膚表面のシワと皮膚の奥のシワ
シワは表面にあるシワと皮膚の中で分かる「シワができる状態」とでは違うようです。
顔の表面のシワの数や深さを測って、数値的にそう悪くなかったとしても、皮膚の中の状態はよろしくないという場合があるんだそうです。
皮膚の中の状態が見ることができる機械で見ると、52歳の女性はこんな状態でした。
白い線が表皮(表面の皮膚)で、その右側にある緑色っぽいものが、肌のハリを司るコラーゲンだそうです。
この女性の画像の特徴は、表皮のすぐ内側に黒い塊があること。。。
実はこの黒い部分がシワに大きく関係していると言います。
20代の女性の皮膚の内側を見てみると、こんな状態。。。。(右側)
表皮のすぐ内側にもぎっしりとコラーゲンが詰まっているのが分かります。
黒い塊は見えません。。。
これ、若いんだからコラーゲンたっぷりなんて当たり前だよ~って、20代と比べるなんて酷だよ~って思いますよね?
でも実は年齢ではないと言うのです!
もちろん若さも関係してなくはないんですが、一番の原因はUVAあるそうです!!
シワの原因の75%がこのUVAなどの環境因子が影響を与えているというのです。
肌の奥の黒い塊の正体とは…
肌の黒い塊の正体の前に、紫外線のお話から。。。
UVAとはA波と呼ばれる紫外線のこと。
その紫外線には3つの種類があるんです。
《紫外線の種類と特徴》
UVA→波長が長いので皮膚の奥にまで浸透してしまう紫外線のこと。
UVB→肌の表面に届く紫外線のこと。日焼けすると赤くなるのはこの紫外線が原因。
UVC→地上にまで届かない紫外線のこと。オゾンで防御されている。
この中でシワの原因になる紫外線の中のUVAなのです。
私たちの皮膚の下にはお馴染みのコラーゲンと皮膚に弾力を与えている「弾性繊維」というものが網目状に張り巡らされているそうです。
これらがあるから皮膚は自由に伸び縮みすることができるんだそうです。
お肌ぷるんぷるんの状態です。
が!UVAを浴びると、弾性繊維の構造が崩れてしまうんです。
さらにコラーゲンの量まで減ってしまうので潤いもなくなります。
構造が崩れてしまった弾性繊維は、硬~い塊になって皮膚に留まります。
この硬い塊こそが、さっきの黒い塊のことなんだそうです!
こうなると肌の表面は弾力を失い、笑った時などにできるシワが黒い塊の間に落ちて戻りにくくなります。
それを繰り返すことでシワはどんどん長く、深くなり、目立つシワになってしまうってことなんです!
なので、今現在表面に見えているシワは少なくても、肌の奥の状態が悪ければ大きなシワとなって現れるのは時間の問題なのかも知れません。
皮膚科医さん曰く
「30代後半ぐらいになると20~30年かけて浴びてきたUVAの影響が肌にだんだんと現れきます」
とのこと。
昔は小麦色肌が流行っていたので、今40代半ば以降(ぐらいかな?)の人は、若い頃に肌を焼いていたって人多いのではないでしょうか?
その頃のダメージがだんだんと年を重ねると現れてくるのだそうです。
つまり、シワへの直接的な原因は加齢ではなく、UVA。
だけどUVAのダメージが表面化してくるのが老化が進み出してからってことなんです。
浴びてしまった紫外線はなかったことにできる?
浴びてしまった紫外線は残念ながらなかったことにはできないそうです。
今まで浴びてしまった紫外線はもうどうにもならないんです。
でも、だからと言って手遅れって訳ではなく、今後浴びないようにすることがとても重要なのだそうです。
年齢とともに紫外線のダメージはより強く受けてしまうからだそうです。
それに、お肌の老化を食い止めることで、シワが表面化するのを遅らせることはできるかも知れません!
シワ対策に大切なのは、日々の紫外線対策とスキンケア法にあるとのこと。
正しいスキンケアの基本
●正しいスキンケアの大きな流れ
- 化粧水→美容液→(保湿クリーム)→日焼け止め
《化粧水のつけ方》
- 手に取る化粧水の量は500円玉大ほど。
- まずは油分の少ない頬から、スタンプを押すように軽く押さえて馴染ませます。
- 次は目、口の周りにスタンプ。
- 最後は手に残ったもので、油分の多い額に置いたら完了!
《美容液と乳液どっち?》
化粧水の後は乳液という人もいるでしょうが、美容成分が濃い美容液をこの段階で塗る方がオススメだそうです。
また美容液を塗ると、乳液は必ずしも必要ってわけではないようです。
《保湿クリームの正しい塗り方》
- 量は薬指の先(第一関節)で取る程度でOK。
- あまり力が入らない優しく付けることができる薬指を使うのがオススメ!
- 目の下、ほうれい線を軽く細かくたたくように塗る。
- 保湿クリームの場合は二度付けも効果があるので、乾燥の気になるところに重ね付けすると良い。
そしてこれらの化粧水から保湿クリームをまでの時間の目安は1分!
肌を触りすぎると痛めてしまうので素早くやるのが良いそうです。
《日焼け止めクリームの正しい塗り方》
- 液体の日焼け止め場合は500円玉大で、クリームの場合は真珠粒大の量を目安に!
- 中指と薬指で顔全体に均一にのせます。
- 塗り込むのはなく、スタンプするように優しく、皮膚を伸ばさずにぬります。
- 眉間やアイホールはくぼんでいるので指先で忘れずに塗る。
- 頬や鼻などの高くなっている部分は日焼けしやすいので二度付けがオススメ。
- 優しくトントンとスタンプを押すように顔全体に広げていくと、若干時間がかかってしまいますが、この塗り方で、2~3時間ごとに塗り直すことで始めて、表示されているUV効果がでるのだそうです。
- 日焼け止めは塗ってから15分ほど肌に馴染ませてから出かけるようにする。
15分おくことで角層に吸収されるそうです。
●ありがちなNGなスキンケア
・シワの原因は乾燥だ!と思っているので、なるべく化粧水は時間をかけておさえ込むように塗り込んでいる。
→NGです。
乾燥でできてしまうのは小じわ程度。シワの原因は乾燥ではないってことをまずは頭に入れましょう。
化粧水をどうにか浸透させようとグイグイと肌を押してしまっているのはNGです。
物理的な刺激は肌に良くない!これは鉄則です。
引っ張ったり、上にグイグイ持ち上げたりすると余計にシワが深くなってしまうかも知れません!
・化粧水をとにかく染み込ませたいので重ねづけをしている。
→基本的な化粧水は保湿成分の濃度が高くはないので、基本的に重ねづけは意味がないようです。
ただ化粧水の種類によっては重ねづけすることで保湿効果を高めるというものもあるので、その化粧水のメーカーが推進するやり方を行いますが、ただシワへの直接的な効果はあまりないのだそうです。
できるなら肌への刺激は少ない方が望ましいようです。
・化粧水はコットンを使ってパタパタと肌に染み込ませています。
→化粧水はなるべく手でつけるのが正しい!
コットンの繊維が肌に刺激を与えるので、優しくしても手の方が望ましいようです。
・保湿クリームを塗る時は自己流マッサージする
→自己流マッサージは正しくやらないと、返ってシワを定着させることになることが多いので注意!
ありがちなのが、クリームを下から上に持ち上げるようにマッサージを兼ねて塗り込んでいくというパターン。
重力に逆らうように下から上へいくら引き上げても、皮膚が引っ張られている状態であれば、シワを作る原因になってしまうので注意!
・日焼け止めは、塗りすぎるとベタつくので少量を薄く延ばして使っている。
→NGです。
適量は乳液タイプのもので500円玉大ほどの量。
少ない量で伸ばそうと皮膚を引っ張ると、シワになるので注意!
さらにUVクリームを適量の半分しか塗っていない場合は、効果は1/4になってしまうので、シワを増やしてしまうことになります。
日焼け止めクリームに表示されている効果をそのまま発揮するには、正しい塗り方をしって2~3時間に1回は塗り替えることで表示のような効果になるんだそうです。
こうやって日々のスキンケアと、UV対策でシワをつくらない状態を保つことが大切なんですね!
正しいスキンケアは、美容皮膚科医の吉木伸子先生流です!
正しいスキンケアは本当にシンプルで良いんですね~。