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昔はよく”夏痩せ”と言う言葉を耳にしていました。
実際に私も自然と食欲が落ちてしまう夏場は痩せやすいので、ここぞとばかりにダイエットに励んだりもしてました。
が!近年、夏痩せをするという人よりも夏に太るっていう人の方が多いのだそうです。
《去年の夏は痩せました?太りました?》
(※20~40代働く男女962人対象)
体重が減った…19.6%
体重が増えた…22.8%
5人に1人が夏場に太った経験をしているってことですね。
これを、『夏バテ太り』や『栄養失調太り』と言うのだそうです。
栄養失調って、げっそりと痩せているイメージですが、飽食の時代では栄養が足りなくても太ってしまうんですね。。。涙
でもどうして夏に太ってしまうのでしょう?
あなたは大丈夫?夏太り度チェック!
まずは、自分はどうなのでしょう?
夏太りしてしまう傾向があるんでしょうか?
ってことで、夏太り度チェックです。
《夏太り度チェック!》
※当てはまる数を数えます。
- 夏場は冷たくて甘い物を飲みたくなる。
- 冷凍庫にはアイスクリームを常備している。
- お腹に手を当てると、温かいなぁと感じる。
(これはお腹が冷えてしまっている状態) - 夏場は暑いので外出が減りがちに。。。
- 夏場はどうしても食事の品数が減る。。。
結果。。。
・当てはまる数が2つ→黄色信号です。気をつけた方が良いみたいですね!
・当てはまる数が3つ以上→赤信号です。夏太りの傾向あります!気をつけましょう!
どうして夏太りしてしまうのか?
暑くて食欲は落ちるというのに、どうして夏に太ってしまうのでしょう?
夏によく食べるものに原因があるようです。
街で、夏に食べたくなる食べ物を聞いてみると、、、
Q:夏によく食べるものは?
- 食欲がない時は麺類でサラッとすませる。
- そうめんとか冷やし中華とか。。。
- 暑いのであまり火を使いたくないからそうめん。
などと簡単にしかもスルスルっと食べれる“麺類”と答える人が多かったようです。
専門家の話によると、夏場は体が炭水化物を求めてしまいがちなんだそうです。
お米も炭水化物ですが、喉越しの良い麺類の方が良いですよね。
確かに、食べやすいのでついつい手が伸びてしまいます。。。しかもできたら冷たい麺。
実はこれは良くないのだそうです。
夏は水分補給が大切ですよね。
で、飲み物を摂るとなると、どうしてもつめたく冷やしたものを飲んでしまいます。
冷たいものを飲むと、内臓が冷えてしまうんです。
すると消化能力が低下してし、胃腸の働きが弱まってしまいます。
そうなると、今度は体は消化しやすいものを求めてしまう。
これが炭水化物を求めてしまう理由。。。
で、太りやすくなるってワケなんです。
そうめんや中華麺って意外にカロリーが高いんですよね。。。
- そうめん(1人前2束)…約350キロカロリー
- 中華麺(1人前)…約400キロカロリー
- おにぎり(1個)…約200キロカロリー
※成人女性1日必要カロリー目安は1600kcal(体型や年齢による)
(ちなみに座り仕事の多い私(30代)は基礎代謝1200kcalしかありません。。)
なるほどな理由ですね!
夏の栄養失調太りって言葉も。。。
なんと、麺類などの炭水化物ばかりを摂取していると、『栄養失調太り』ってのに陥ってしまうこともあると言います。
栄養失調太りとは、カロリー総重量は十分だけど栄養素のバランスが悪い状態のことだそうです。
炭水化物を摂取すると、それをエネルギーに変えようと体は働きますが、エネルギーに変えるのに必要な栄養素が足りないためうまく機能しなくなります。
すると炭水化物は燃焼されずに体に蓄積されてしまいます。
なので、もちろん太っていきます。
これが栄養が足りていないのに太るメカニズム(=栄養失調太り)
これも納得ですね!
夏太りする人は秋太りもするかも?
さらに困ったことに、こうやって食生活が偏って、夏太りをしてしまった人は、秋になるとますます太ってしまう傾向があると言います。
それは、夏に炭水化物をたくさん食べる“習慣”がついてしまうからだそうです。
その習慣のまま秋になると、気候が良くなり人の意志関係なしに、自然と食が進むようになるんです。
なので、ますます食べてしまい太ってしまうという傾向があるようです。
こうなると、その習慣から抜けでにくくなり、冬になっても食欲はそのままで太り続け、生活習慣病を招いてしまう方向に進んでしまう可能性もあるんです。
コワイ話ですねー。
ではどうしたら良いのでしょう?
やっぱり栄養のバランスが大切!
答えはとってもシンプルです。
結局は栄養のバランスが大切なんです。
具体例を上げると、そうめんを食べる時、冷やし中華の具材を思い出して、少しでも麺以外の栄養のあるものを食べること!
《冷やし中華の基本の具材》
・ハム(豚)→ビタミンB1が豊富
…炭水化物をエネルギーに変える時に必要な栄養素です。
・金糸卵→ビタミンB2が豊富
…脂質をエネルギーに変える時に必要な栄養素です。
・きゅうり→カリウムが豊富
…夏場はむくみやすいのと、摂り過ぎがちな塩分などを排出してくれる栄養素です。
こんな風に、単なる見た目彩りだけで具材は乗っている訳ではないってことを頭に入れて、食べやすさだけを求めないように心がけることも大切ですね。
暑くてダルくて、考える力すら落ちてしまって、ついつい手抜きなりがちな食事です。。。
とにかく空腹さえ埋めれれば良いやって考えていると、怖い結果になってしまうんですね。
たまには楽しても良いと思いますが、やっぱり何でもバランスが大切で、ほんの少しの手間は惜しまない方が良いみたいですね!
※参考→「ひるおび」