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夏になると太りやすくなりませんか?

「夏太り」と呼ばれているものがありますが、実は夏は他の季節よりも太りやすいんですね。
夏は基礎代謝が落ちるのも原因の1つですが、更にもう1つ、自律神経の乱れが影響しているんです。

自律神経って何?

自律神経の働き

「自律神経」というのは、呼吸や心臓の動き、体温調節などの働きを無意識のうちにコントロールしている神経です。
運動神経と違い、自分で直接コントロールできない神経です。

自律神経は二つの神経からなります。

  • 交感神経・・・緊張やストレスなどを感じている時に働く神経
  • 副交感神経・・・リラックスしている時に働く神経

この2つの神経は、バランスを保って働いていることが大切です。
交感神経だけが頑張っていたり、逆に副交感神経だけが頑張っていたりする状態は良くありません。

どちらかというと、私達は仕事で緊張したり、ストレスを受けたり生活していますので、交感神経が優位になってバランスを崩している人の方が多いです。

交感神経が過剰に優位になると、血管が収縮し、血流が悪くなり、手足の先や、下半身の冷えなどに繋がります。

さらにひどくなると、内蔵冷えになる可能性もでてきます。
内蔵冷えになると、内蔵の機能が低下し、体重が増加してしまうこともあるのです。

でも、バランスの良い人は、リラックスするための自分なりの方法を持っています。
ストレス解消が上手なんです^^

「あなたのストレス解消法は?」

と聞かれてパッと思いつかない方は、交感神経が優位になっているかもしれません。

自律神経を整える耳引っ張り体操

自律神経を整えるのに何より正しいのは規則正しい生活です。

でも、仕事で遅くなったり、付き合いがあったり、美味しいものを食べに行ったりして、崩れる時もあります。
ずっと規則正しくなんて、なかなかできないですよね^^;

完璧には出来なくてもなるべく規則正しい生活はした方が良いのですが、それ以外にも簡単な方法があります。
それは、耳を引っ張ることです。

耳には色々なつぼがあって、副交感神経の活動を良くするつぼもあります。

そしてさらにもう1つやった方が良いのは、口角を上げることです。
笑うことはリラックスすることに繋がりますが、それは作り笑いでもOK.です。

口角を上げれば、笑っているのと同じ効果がありますので、その状態を作ります。

では、やり方を説明します。

1:耳の上の当たりを軽くもむ


画像:「世界一受けたい授業」より

耳の上あたりを軽くマッサージする感覚でもみます。

2:軽くもんだ後に上に引っ張る

耳の上をつまんで、斜め上の方に引っ張ります。
引っ張った後はピンと離しましょう。

3:口角を指で上に上げる

ピンと話した後、指をそのまま口元に持っていき、口角を指で上に上げます。

上に上げた指で再び耳を揉み、引っ張ってピンと離します。
これを何回か繰り返しましょう。


副交感神経の働きを良くすれば、交感神経も落ち着いてきます。
これで夏太りになる原因の一つを防げますし、暑くてイライラしてストレスがたまるのもある程度防げると思います。

いつでもどこでもできますし、簡単ですね^^