冬は乾燥する季節。
乾燥で肌がダメージを受けるとカサカサ肌になりますし、放っておくと小じわが増えてしまいます><
目元や口元に現れる小じわは、角質層の水分が減ることが1つの原因なんです。
スキンケアで対策することも大切なのですが、体の中から乾燥を防ぐ方法もありますので、合わせてやっておきたいところです。
それをやるために必要なのが、アクアポリンという物質です。
アクアポリンって何?
アクアポリン、という名前はあまり聞き慣れないと思いますが、これは1992年に発見されたばかりの特殊たんぱく質です。
発見者は2003年にノーベル賞を受賞した画期的なものなのですが、実はこのアクアポリン、体内の細胞の膜(表面)に存在するものなんです。
体に取り込まれた水分は、アクアポリンを通って細胞内部に取り込まれます。
画像:世界一受けたい授業より
お肌がみずみずしい状態というのは、細胞に水分がたっぷりな状態。
それをアクアポリンが担っているわけですから、アクアポリンは潤いを保つための物質と言っても良いかもしれません^^
でも実はアクアポリンは、最新の研究によると、加齢とともに減少するのだそうです。
しかも、40歳を超えると急激に減少することがわかっているのだとか><
画像:世界一受けたい授業より
当然ながら、アクアポリンが減少すると体も水分不足になりますのでお肌に大敵ですよね。
そればかりでなく、水分不足が原因で頭痛やめまいなど体の不調を起こす人もいるんです。
健康にもよくありませんね。
そんな大切な役割を担っているアクアポリンですが、それを増やす可能性があるのでは?と考えられている野菜があるんです^^
それがハーブ野菜のクレソンです♪
冬の乾燥を防ぐ鍋料理の食材
冬の乾燥を防ぐには、水分を多く採れて保湿効果などの高い栄養素も一気にとれる鍋料理が最適♪
11月8日放送の世界一受けたい授業で、そんな鍋料理が紹介されていました。
クレソンも使っていますし、乾燥に効果的な保湿効果の高い食材を使った鍋料理です。
【材料】
≪スープ≫(3~4人分)
- 調製豆乳:500mL
- 水:500mL
- 日本酒:大さじ2
- かつおだし:10g
- 薄口醤油:大さじ2
- 豆味噌:大さじ3
≪具材≫(適量)
- クレソン
- 里芋
- しめじ
- ブリ
- 牡蠣
- 人参
- キャベツ
赤文字にしたものが潤いを保つために必要な食材ですので、積極的に使った方が良いと思います。
スープのベースとなっている豆味噌は、味噌の中でも亜鉛を多く含んでいます。
亜鉛は、肌の潤い保持が期待されているんです。
他の食材もこんな理由から使われています。
- クレソン・・・アクアポリンを増やす
- 里芋・・・亜鉛ムチンを多く含む
- 牡蠣・・・亜鉛を多く含む
- しめじ、ブリ・・・新陳代謝を活発にするビタミンB2
鍋ですので具材の種類や量はお好みですが、クレソンだけは忘れずに^^
上の材料をベースにアレンジして仕上げるのでも良いと思いますが、基本的な作り方は「世界一受けたい授業」の公式サイトに載っています。