どうしても、何をやってもうまくいかない時ってありますよね。
- コンディションを整えているつもりでも、なぜか疲れが取れない時。。。
- スキンケアしているのにできてしまうニキビ。。。
- いつもは明るく乗り越えれるのに、どうしてか不安で気持ちが不安定になる時。。
- イライラして、普段言わないようなことを口に出してしまう時。。。
女性は気分屋が多いと言われますが、本当に私たち女の気持ちって微妙に揺れがちですよね。
これ、個人の性格って場合もあるかも知れないけれど、ほとんどが『女性ホルモン』の仕業なんだそうです。
私たち女性のメンタル、情緒を司る”自律神経”は『女性ホルモン』の影響をとても大きく受けているんです。
なのに、意外に知らない人が多い女性ホルモンのこと。
もっと女性ホルモンを知って、振り回されるんじゃなくて、逆に利用して女子力アップにつなげましょう♪
松村圭子先生のホルモンバランスチェック!
NHKキレイの魔法『女性ホルモンで女子力アップ』で婦人科・美容皮膚科医の”松村圭子”先生が紹介された『ホルモンバランスチェック』。
当てはまるものありますか?
- 朝ごはんはサッと済ませることが多い。
- 寝るのは12時を過ぎてから。。。
- お風呂はシャワーで済ませる。
- 運動不足だと感じる。
- 趣味を持っていない。
- ストレスが溜まりやすい。
- 悩みを話せる友達が少ない。
3つ以上当てはまる人は要注意だそうです。。
女性ホルモンのバランスがくずれがちで、メンタルが不安定になりやすかったり、身体面でも疲れやすく、疲れが取れにくい状態に陥りがちに。。。
女性ホルモンのバランスを保つには、まずはやっぱり規則正しい生活を保つこと!
朝はしっかり食べて、自律神経の交感神経をonにして活動的に!
そして、夜はゴールデンタイムの10時~02時の間はしっかり睡眠を取ること!
そのためにも、寝る前にお風呂で湯船に浸かってゆっくり体を温めて(夏も同様)副交感神経をonにして質の良い睡眠に入る準備が大切!
普段からできるだけ積極的に運動をして、ストレスを溜め込まないように打込める趣味を持って、悩みは深刻になりすぎず、友達に話す!
これが理想なんですね。。。
そもそも女性ホルモンって何?
女性ホルモンは私たち女性の体、生物的に、子供を産む役割を果たすために働くホルモンのことで、2種類のホルモンがバランスを取りながら、女性の体の調節をしています。
どちらも卵巣から分泌されるホルモンで、月経、出産のために重要な働きをしてくれます。
《女性の2大ホルモン》
●卵胞ホルモン(エストロゲン)
女性に月経をもたらすホルモンで、 女性を女性らしい体つきにし、美しい肌にしてくれる、いわゆる『美』を引き出してくれるホルモンのこと。
●黄体ホルモン(プロゲステロン)
女性の月経周期を定め、妊娠・出産をした際には欠かせないホルモン。
ただ、厄介なのは妊娠をしない場合は、美容的にとても嬉しくない働きをすること。。。
皮脂の分泌を増やし、ニキビができやすかったり、紫外線の影響も受けやすいのでシミをつくりやすいのもこの時期。
溜め込む時期でもあるので、むくみや太りやすかったりもします。
さらに精神的に不安定になりイライラするのもこのホルモンの影響。
これだけ私達の女性の体を左右するホルモンなので、いつでもたくさん分泌されるかな?と思われがちなんですが、実は一生のうちたったスプーン1杯ほどしか分泌されないのだそうです。
そして、この2つのホルモンが優勢、劣勢を取り、バランスを保ちながら月経周期を調整し、それに合わせて女性の体は大きく変化するようになっているんです。
この変化で、肌の調子が良かったり、悪かったり、メンタル面も上がったり、下がったり、体温だって上下するんです。
女性の体は本当に複雑にできているんですね。。。
ホルモンバランスでの変化を知っておこう!
女性ホルモンのバランスは1ヶ月(約28日周期、生理と同じです)で、これだけ変化します。
それぞれの時期には傾向があるので、まずはそのホルモンのバランスでどうなるのかを知っておくことが大切です。
《月経中1週間》
この基礎体温が下がり、とても冷えやすい時期です。
体が冷えていると血行が悪くなり、むくみやすくなります。
さらに痛みを感じやすいので、低体温の人は月経痛に悩まされる人も多いようです。
●体が冷えているかチェック!
左手を脇の下に入れて、右手はお腹を直接触り、体温を感じてください。
お腹の方が体温が低いかなと感じた方は、体が冷えています。
●お手軽温めケア法
41~42度くらいの熱さで、首筋、そ径部を温めます。
リラックスした状態で、丹田(おへその10cmほど下にあるツボ)に両手を重ねておき、そのあたりを意識しながらふかーくゆっくり息を吸います。
そしてゆ~っくり少しづつ息を最後まで吐きます。
これを繰り返していると、お腹がポカポカしてくるので、気づいたら行います。
この時期は体もデリケートなので、スキンケアはなるべく優しく、いつも通りにします。
半身浴をするようにして、体を温め、血行を良くする努力を。
●point!
38~40度のぬるま湯で、肩が冷えないようにタオル肩にかけておきます。
匂いにも敏感になるので、利用してアロマキャンドルでリラックスする時間を作りましょう。
寝る前にはむくみ解消の軽い運動を!
●point!
寝転んで手足を上に上げて、力を抜いてブラブラさせます。
《月経後1週間》
この時期は”美”のホルモン”エストロゲン”がアップする時期です。
1ヶ月の中で一番肌の調子が良くなって、化粧のノリも良く。
女性としての魅力も上がるそうです。
ちょっとしたストレスに絶えやすく、頭も冴えていて、集中力もアップ!
新しいことに挑戦するには良い時期なんです。
●肌の良い時期を利用してキレイを磨く攻めのケアを!
おススメなのが”ピーリング”だそうです。
初めての人にはピーリング石鹸が良くて、しっかりあわ立てて、こすらずに顔に乗せ2~3分置いて洗い流すだけ。
代謝がアップする時でもあるので、古い角質を洗い流すことでより新しい細胞がつくられやすい状態に導きます!
《排卵後1週間》
ちょっとした不調が出やすくなる時期。
まだ前の周の絶好調の余韻が残ってはいるけど、なんとなく不調を感じ始めます。
少しむくんだり、便秘になりやすくなったりもしますが、悪い時期と思わず、これがある意味ニュートラルな時期だと思って大丈夫です。
《月経前の1週間》
ホルモンの影響を最も受けやすい時期です。
体も心も絶不調に陥りやすいく、皮膚の分泌も高まり、ニキビなどの肌トラブルが起きやすく、水分を溜め込むのでむくみが酷くなります。
さらに腸の運動が抑制するようにホルモンが働きかけるので便秘になりがちで、肌の不調さに拍車をかけます。
自律神経も不安定になるので、イライラが激しくなり、判断力もおかしくなるので、この時期に大事な決断をしないこと。
この時期はとにかくもう、ある意味開き直って、今はダメな時期なんだと、ムリをせず、我慢もし過ぎないのが一番です。
●おススメ感情発散方法
泣ける映画を観て思いっきり泣くこと!
イライラした感情を思いっきりなくことで発散できるので、溜め込まなくてすみます。
女性ホルモンをアップさせるには…
女性ホルモンをアップさせるには、毎日の規則正しい生活はもちろんですが、食生活も関係しているのだそうです。
《女性ホルモンアップ食材》
・黒い食べ物
黒豆、ひじきなど
・油
油は体に悪いイメージがるけれど、積極的に摂りたい油もあるんです。
『オメガ3系』…亜麻仁油・えごま油
・バナナ
セロトニンが含まれています。
そして、自分の体と心の状態を予測して準備するためにも、”基礎体温”をつけることが大切なのだそうです。
毎朝つけることで、自分の体と会話することができるようになります。
それにしっかり生理がきていても、ホルモンのバランスが乱れてしまっていることもあるのだそうです。
そいった体の今の現状を早めに把握することで、変に落ち込んだり、焦ったりして、体や心へかける負担を軽減させて、いつでも楽しく過ごせるようになりたいですよね!
※女性ホルモンに関する他の記事
→大人ニキビ と ホルモンバランスの関係
→肌の調子を左右するホルモンバランス って何?
※女性ホルモンについて紹介してくださった先生のブログ
→松村圭子院長の日常