薄毛や抜け毛に悩む女性が、40代、50代あたりから増えてきています。
最近は女性の薄毛も珍しくないんですよね~。
薄毛の原因はこういうところにあります。
- 加齢
- 男性ホルモンの影響
- 栄養の偏り
- 睡眠不足
- 不適切なケア
「加齢」や「男性ホルモンの影響」はどうしようもありませんが、「栄養の偏り」や「睡眠不足」、「不適切なケア」は自分でなんとかできるものです。
特に「不適切なケア」をしていないかどうか?というのは重要です。
40代、50代になる頃に薄毛に悩まないためにも、30代からのケアは大切。
ケアを大事にしないと、薄毛につながりかねません。
何が良くて何がいけないのか早めに知ることができれば、正しいケアは今からでも始められます。
正しいケアをしているか?検証してみるのが大事です。
既に悩んでいる方も、改善につながるかもしれません^^
シャンプーのやり方は、以前に紹介しました。
⇒女性も悩む薄毛対策!ハゲないシャンプーのやり方
シャンプーのやり方はこれで良いと思いますが、シャンプー以外にもブラッシング、ドライヤーなど、ケアで気をつけなければならないことは他にもあります。
「あさイチ」で、毛髪診断士の方が色々と紹介していました^^
シャンプーとコンディショナーの選び方
まずは、シャンプー、コンディショナーの選び方です。
シャンプーとコンディショナー、色々売ってて何が良いのかわかりませんよね^^;
裏の成分を見ても、どの成分が自分にあっているかわかりにくいです。
でも、あくまで目安ですが、自分の頭皮のタイプに合わせて選ぶと、自分に合うものに近いものを選ぶことができます。
頭皮のタイプは、お肌のタイプと同じでOK。
大きく、オイリー肌、乾燥肌に分けます。
【オイリー肌の人】
洗浄力が高く、泡立ちが強い「高級アルコール系」の成分が入ったものを選びます。
- ラウリル硫酸○○
- ラウレス硫酸○○
市販のものは、ほとんど入っています。
ただし、乾燥肌の人には、成分が強すぎるので避けた方がよいでしょう。
【乾燥肌の人】
洗浄力がマイルドで泡立ちが細かい「アミノ酸系」のものを選びます。
- ココイル○○
- コカミド○○
という成分です。
混合肌の人も、洗い過ぎが問題なので、同じくマイルドなアミノ酸系を使うと良いです。
「ふけ」や「かゆみ」などが出る場合は、医学部外品の効果をうたっているものを選びます。
選び方はあくまで目安ですが、まずはこんな感じで選んでみると良いかもしれません^^
どのシャンプーが合うかは個人によりますので、かゆみが出たり、老けがでたり、すっきりしないなど違和感を感じたら使うのを止めた方が良いです。
シャンプーをする前のケア
シャンプーをするとき、髪をぬらす前にやることがあります。
まずはブラッシングです。
ブラッシングすることで、頭皮の汚れを浮き上がらせることができます。
髪をぬらす前に大き目のブラシで髪全体をとかすのですが、この時、頭皮にブラシの先をあてながらとかすのがポイントです。
シャンプーをやる前にもうひとつやる事があります。
頭皮全体にお湯を通すように流すのです。
それだけで、髪についた汚れの7~8割の汚れが落ちます。
皿に残ったパンくずが水で流しただけで落ちるように、髪についたほこりやちりもそれだけで十分なんですね^^
ただし、濡らす程度ではダメです。
ショートの方で1分くらい、ミディアムで2分くらい、長さによって時間がかかります。
やり方は、シャワーを頭皮に直角に当てます。
そして指の腹で頭皮をもむようにすると、お湯が通りやすくなります。
シャンプーのやり方の注意点
シャンプーのやり方は、先ほど紹介したリンク先を参考にしてください。
⇒女性も悩む薄毛対策!ハゲないシャンプーのやり方
ここでは、リンク先で書いていない、すすぎの注意点を補足します。
すすぎの時に気をつけなければいけないのは、後頭部の洗い残しです。
実は後頭部は、意外にも洗い残しが多いんですよ><
特に小さなお子さんがいる女性の場合、ちゃちゃっと流して終わらせている方もいると思います。
洗い残しがあると、頭皮から匂ってきてしまいます><
洗い残しをしないための洗い方は、まず、指を頭皮に当て、上下に動かしながら耳と耳の間を往復します。
シャワーで当てて、さっと流すだけではダメなんですね^^;
ぬめりが取れたら完了です。
次はドライヤーです。
ある程度拭いて自然乾燥する方も多いと思いますが、それは良くありません。
頭皮にはマラセチア菌というカビ菌が元々います。
普通にいるだけの場合は問題ないのですが、この菌は水分や皮脂で増える菌。
蒸れてしまうと、菌が増えて皮膚炎をおこしたり、ふけがいっぱいでたり、ひどくなると髪が抜けたりするのです><
なので、自肌は乾かした方が良いんですね。
この菌が繁殖している場合も、頭皮からニオイを出してきます。
女性の場合、生理周期で皮脂が多くなる場合もありますから、しっかり洗ってしっかり乾かしましょう。
ドライヤーをかけるときは、髪を乾かすのだけでなく、主に頭皮を乾かすようにします。
分け目や髪の流れを気にせず、根元を乾かしましょう。
この時、頭皮から15cm以上放してかけると、やけどをせず安全です。
気をつけるのはまたまた後頭部です^^
後ろなので、根本から指を通して、乾かすのを忘れることが多い場所で、一番乾きにくいんです。
乾きが不十分だと、ここに湿気がたまって、かゆみや炎症を起こす原因になります。
すすぎ洗いの時と同じように、指を頭皮にあて、上下に動かしながら耳と耳の間を往復させるとしっかり乾きます。
頭皮ケアはシャンプーだけでなく、洗う前から洗った後まで、やれることはあります。
特に、後頭部は鏡を見ても見えない部分ですので、落とし穴があるんですね^^
枕が匂う・・・といった悩みのある人は、もしかしたら後頭部のケアがおろそかになっているのかもしれません。
髪を洗う時はぜひ意識してみてください。