消化酵素と代謝酵素について-酵素断食を始める準備2

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私たちの体の中には“潜在酵素”というものがあります。
大きく分けて2種類の酵素が色々な働きをして、私たちの生命活動を維持してくれています。

【2種類の潜在酵素】

消化酵素
代謝酵素

ここではその2つの潜在酵素のそれぞれの働きと関係についてまとめてみたいと思います。

※酵素断食を始める準備1はこちらに書きました。
→酵素って何？-酵素断食を始める準備１

消化酵素の働き

消化酵素は食べた物の消化と吸収を手伝う酵素のこと。

よく知られている消化酵素↓、聞いたことありますよね。

ご飯（でんぷん等）を分解するアミラーゼ

肉類（たんぱく質）を分解するプロテアーゼ

脂肪類を分解するリパーゼ

消化酵素にはこの他にもたくさんの種類があります。

代謝酵素の働き

代謝酵素は体全体の調整を行う酵素のこと。
消化酵素によって消化・吸収された栄養をエネルギーに変えたり、不要なものを排出したりなどの働きをしています。

代謝酵素が不足するとズバリ！老けの原因に。。。
（それだけではないんですが、分かりやすく言うと、、、＾＾；）

潜在酵素の体内備蓄量には限界がある

消化酵素と代謝酵素の潜在酵素は、体内に備蓄できる量に限りがあります。

例えばたくさん食べ過ぎて、消化に負担をかけてしまう食事をした場合は消化酵素をたくさん使ってしまいます。
そうなると代謝酵素の生産に回る分が消化酵素の生産に回り、今度は代謝酵素が減少してしまうことになるんです。

逆に食べ過ぎずに消化の良い食事をすると、消化酵素は少なくてすむので、代謝酵素の生産が増えます。
すると体のあちらこちらの機能が活性化されて、体調が良くなり、目覚めもすっきりして元気になれるのです。

つまり、消化酵素をムダ使いしない食事を心がけることが健康を保つことにつながるってことなんです♪
もちろん同時にお肌の調子も良くなります。

潜在酵素の生産量は年齢と共に減少

残念ながら、お肌のコラーゲンなどと同じく年齢と共に潜在酵素の生産は少なくなってしまいます。。。
ピークはなんと0歳！そこからずーっと下降していくものなんですね。。。
特に20歳を境に急激に減少してしまうようです。

食物酵素で潜在酵素のムダ使いを減らす！

年齢と共に減ってしまう潜在酵素は貴重なものですよね。。。
なのに現代人はついつい食べ過ぎてしまっています。
それは脳は空腹を危機！と捕らえてしまうから！
脳はどんどん食べろー食べろーって命令してきます。これが欲求です。

でも体は消化が追いつかず、腸ではどんどん不要なものが排出されずに残り汚れてしまって、それがまた毛細血管をつたって全身を駆巡ることになり、
アレルギーを起こしたり、肌が敏感になったり、いつだって体がだるい状態に陥ってしまっているんですね。。。

まずは食べ過ぎないこと！これが第一です。
そして食事の時に消化をたすけてくれる酵素を多く含んだ食物（食物酵素）を食べて、外側から補うこと。

これが潜在酵素のムダ使いを減らす方法です＾＾

食物酵素は生の食物から摂る！

食物酵素は加工されていない（人工の物でない）生の食べ物に多く含まれています。
なので、酵素を体内に摂り入れるには生の物を食べなければならないんです。

食物酵素の特徴は熱に弱いこと。。。
その熱の温度は色々言われているようですが、、、
だいたい48度以上で酵素は破壊されてしまうと書かれているところが多いです。

数年前から欧米では“ローフード”や“リビングフード”という食物酵素を意識した食事法を実践する人が増えているのだそうです。

ローフード（Raw Food）＝生の食べ物
リビングフード（Living Food）＝生きている食べ物

意識する細かい違いあるようですが、どちらも酵素を重視し、非加熱で生のまま食材で食物酵素を摂取しようって考えから生まれた食事法なのだそうです。
これ、日本にも入ってきていて、有名どころでは杉田かおるさんが”リビングフード”を実践して体に良い食事に目覚めたらしく、今では野菜や米づくりからするほどになっているようです！

杉田さんは“日本リビング協会”の代表“いとうゆき”さんの料理教室で学んだようですね。