ニキビって、ある朝突然できる!と感じている人が多いのですよね。
でも実は徐々に段階を経て、症状として表に出てくるんです。
どこまで進行するかは、ニキビの症状や個人差によってさまざまで、跡に残りやすかったり、キレイに治ったりとパターンもさまざま。。。
そんなニキビを作らないためにも、ニキビのできるプロセスを知っておくことはとっても大切なこと!
知らないと、合わないニキビケアをしてしまい、いつまでケアしても治らない。。。なんてことになっちゃいます><
ってことで、ニキビのでき方と種類についてご紹介します^^
ニキビ予備軍
ニキビ予備軍やニキビのでき始めとも呼ばれている状態。
ホルモンのバランスが崩れ、ターンオーバーが正常に働かなくなったり、皮脂の分解されたものなどの影響で、毛穴付近の角質が厚くなってしまいます(角化異常)。
もともと小さな毛穴の出入り口が角質異常のせいで、さらに狭くなってしまう状態です。
白ニキビと黒ニキビ
狭くなった毛穴の出口に皮脂も混じり合って毛穴を閉じてしまいます。
これを「角栓」、もしくは「コメド」(面皰・めんぽう)と言います。
コメドには、皮脂が盛り上がって完全に毛穴を塞いでしまった状態で白く見える『白ニキビ』と、皮脂が毛穴を押し広げ、酸化して黒く見える『黒ニキビ』とがあります。
この段階になると、毛穴の中では出口がなくなった皮脂が溜まり始めている状態になっていて、皮脂をエサにしているニキビ菌(アクネ菌)も必要以上に繁殖し始めます。
赤ニキビ(炎症ニキビ)
ニキビ菌(アクネ菌)が必要以上に繁殖してしまうと、溜まった皮脂とで炎症を起こし、赤く腫れた状態になります。
これを『赤ニキビ』もしくは『炎症ニキビ』と言います。
化膿ニキビ(黄ニキビ)
ニキビの炎症が進行して毛穴周辺の皮膚組織が破壊されると、白血球が集まってきてニキビ菌(アクネ菌)を攻撃し始めます。
この産物として膿がたまり、『化膿ニキビ』になるのです。
化膿ニキビ(黄ニキビ)
化膿ニキビは重度になると、毛穴の壁が壊れ、真皮にまで及んでしまい、色素沈着を起こしたり、ニキビが治った後も、クレーター状の陥没(凹み)ができてしまうことも多いです。。。
よく、「化膿ニキビの段階でニキビを潰したら、ニキビ跡の凹みができる」と言われているのですが、必ずしもそうではないようです。
炎症が重度化してしまうことで、皮膚組織が壊れてしまった結果なのだそうです。
重度化してしまうのは、個人の体質などによるみたいです。